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ポリエステル素材の特徴(メリット&デメリット) お手入れの方法は?

 

はりふーです。

 

突然ですが、今あなたが着ている服の素材は一体何でしょうか?

 

特にもしあなたがスポーツ好きであるならば、ほとんどの場合はポリエステルが含まれている服やウェアを着たことがあると思います。

あのサラサラした軽い着心地の洋服は、ポリエステルをはじめとした人工素材の特徴とも言えますね。

 

洗濯も楽ですし、私も洋服については綿よりポリエステル派です。笑

その速乾力と耐久力、そして何よりもコスパの良さから見ると、あなたも私のように、「あれ?身の回りの洋服って全部ポリエステルにしたほうがいいんじゃないの?」って思われるかもしれません…。

 

でもちょっと待った!

ご存知の方もいらっしゃると思いますが、残念ながらポリエステルにも毛玉などの弱点が存在するのでした…。

 

今回は、そんなポリエステル素材の特徴をメリット・デメリットごとにお伝えし、さらにお手入れの方法までご紹介していきたいと思います!



目次

ポリエステル素材のメリット

・乾きやすい

吸湿性が低いので、濡れてもすぐに水分を発散させます。スポーツやアウトドアなどたくさんの汗をかくときに大活躍します。

 

・色落ちしにくい

綿のTシャツと違って、何回洗っても色があせにくく、また、紫外線にも強いので変色もしにくいです。

 

シワになりにくい

形状記憶に優れているので、1日着ていても、シワを伸ばさずに干しても、ほとんどシワになりません。

 

コンパクトかつ軽い

優れた形状記憶のおかげでササっとたためますし、ぺったんこにまとまってくれます。旅行などの時には非常にありがたいですよね。

 

ちなみに筆者の私はガテン系のアルバイト&自転車通勤という運動MAXな日々もあったのですが、絶対にポリエステル系の洋服を着ていくようにしていました。

 

汗を大量にかいてもすぐにさらっと乾いてくれますし、雨で濡れても綿Tシャツのようになかなか乾かずジメジメが長続きする…ということもありませんでした。

 

軽いので身のこなしもスムーズにできますし、その日に洗っても次の日には乾いてくれるのも嬉しいですね!

 

もし、あなたも身体的にハードな仕事やスポーツを日常的に行っているのでしたら、ポリエステル系の洋服や素材を何枚か持っているといいかもしれません。

 

濡れても乾きやすいですし、濡れても生地の色があまり変わらないので、雨の日に着ていくのもオススメです。

ポリエステル素材のデメリット

静電気が起こりやすい

帯電しやすいので、冬場では脱ぎ着する度に髪の毛がモサモサになってしまいます。笑 そのままドアノブなどの金属にふれてしまうとバチッと痛い電流が流れてしまうかもしれません。

 

毛玉ができやすい

特にセーターなどのニット服にみられます。気がついたら脇周りや袖口などにビッシリ毛玉ができているかもしれません…。

 

一度シワがつくとなかなか取れない

形状記憶であるがゆえに、アイロンや高熱で一度型がついてしまうと、洗濯してもシワがなかなかとれません。

 

火に弱い

ある程度の熱には耐えられますが、火には弱いです。アウトドアでBBQをする時にもし火の粉が散ってしまうと、ポリエステル系の服には穴が開いてしまいます。

 

再汚染しやすい

洗濯中に他の服の汚れや染料を吸収しやすいと言われています。綿や麻など色落ちしやすい服と一緒に洗ってしまうと、染料が移ってしまうかもしれません。

 

私もポリエステルの使い勝手の良さについつい雑な扱いをしてしまいます。笑

デメリットの中でも特に、火の粉が付いて穴が空いた時はどうしようもないですし、とてもがっかりしますよね…。

あなたも同じような経験があるのではないでしょうか?



ポリエステルのお手入れ法

ポリエステルはメリットも多いですが、以上のデメリットも存在することがわかりました。では、デメリットに打ち勝つためのお手入れ法とは一体何でしょうか。

今回は、4点ご紹介していきたいと思います!

1. シワ対策 乾燥機をなるべく使わない

ポリエステルの服は、を帯びてもう一度冷める時に形が固定されます。

なので、もし乾燥機にかけたまま放置してしまうと…見事にクシャクシャのしわのまま形状記憶されてしまうわけです。笑

 

私も同じ体験をしたことがあり、対処法を知るまでは何回も水で濡らして干して…を繰り返していました(汗

 

もちろんシワは伸びず。

 

結局、もう一度乾燥機にかけてアツアツのまま形を整えて干してあげると、元に戻ってくれました!

 

もしあなたもうっかり熱によるシワをつけてしまった時は、アイロンや乾燥機にかけるなどもう一度熱に晒してあげた後にシワをのばしてあげましょうね。

2. 静電気対策 柔軟剤を使う&服の組み合わせを考える

柔軟剤によって洋服の表面が滑らかになると、その分摩擦が起きにくくなるので静電気も起きにくくなります。

仕上がりも柔らかくなって着心地も良くなるので、是非柔軟剤は使うようにしましょうね。

しかし、これだけではちょっと不安になる…という方は、市販の静電気防止スプレーをかけるのも効果的です。

 

また、服の組み合わせにも注意です。

 

ポリエステルはマイナス(ー)に帯電しやすい性質を持っています。

これに対して、ナイロンやウール(羊毛)などの生地はプラス(+)に帯電しやすいです。

 

静電気はマイナスとプラスのものが擦り合わさったときに発生するため、ポリエステルとこれらのナイロンやウールを一緒にコーディネートしてしまうと、静電気がより起こりやすくなってしまうわけです。

 

なので、服の組み合わせにも注意し、ポリエステルの服を着る時にはアクリルや麻、綿などプラスに帯電しにくい生地の服を一緒に選ぶようにすると良いですよ。



3. 毛玉対策 摩擦を避ける

毛玉は静電気により繊維どうしが絡まってしまうことでできてしまいます。

したがって上記の静電気対策を実践するだけでも効果はあるのですが、他にも以下2点の毛玉防止法があります。

 

洋服を裏返し、ネットに入れて洗濯

ネットに入れてあげることで洗濯中の洋服どうしの擦れを防ぐことができます。裏返して洗うとより効果的ですよ。

 

定期的にブラシをかける

ブラシをかけることで繊維が正しい方向に並ぶため、繊維どうしの絡まりを抑えることができます。必ず繊維の流れる方向(縦方向がほとんどです)にかけるようにしましょう。

できれば服を着たその日に、最低でも1週間に1度はブラッシングすると見た目を綺麗に保つことができますよ。

4. 再汚染対策 色落ちしやすい服と一緒に洗わない

再汚染防止の一番の秘訣は、色落ちしやすい洋服と洗わないことです。

特に綿や麻は非常に色落ちしやすい素材なので、違う色どうしであれば一緒に洗うことはなるべく避けましょう。

同じ色の服どうしで洗うのであれば問題ありません。

 

筆者の私も麻の黒いパンツとポリエステルの白Tシャツをうっかり同じネットに入れて洗ってしまったことがありますが、見事に色が移ってしまいました。笑

みなさんも注意してくださいね!

 

そして、もし色が移ってしまった時は、自分でなんとかしようと思わず、クリーニング屋さんに持っていくようにしましょうね。

終わりに

今回はポリエステル素材について紹介させていただきました。

 

速乾性と耐久性などでメリット沢山かと思いきや、以外と注意しなければいけない点も多くてびっくりされたのではないでしょうか?

どの素材にも、良い点があれば弱点もつきものです。

それぞれの素材の特徴を頭に入れて、お気に入りの洋服を長持ちさせつつ快適なファッションライフを楽しんでいきましょうね!

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この記事を書いた人

エンジニアしながらお絵描きしてます。

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