こんにちは!はりふーです。
最近は色々な素材の洋服が出回ってきており、「素材ごとに何が違うの?」と思われる方も少なくないと思います。
「吸水性はいいけど、乾きにくい…」
「洗って干したら、シワだらけになってしまった…」
「すぐに色落ちしてしまった…」
などなど、素材によっては洗濯時などに扱いがデリケートなことも意外と多かったりしますよね。
そこで今回は、綿素材に焦点を当てて、素材の特徴(メリット・デメリット)や、洗濯時に気をつけなければいけない点についてまとめていきたいと思います!
梅雨に負けず、お気に入りの洋服たちをいつまでも綺麗に長持ちさせていきましょう!
目次
綿素材のメリット
1. 吸水性が良い
汗をよく吸うため、下着や赤ちゃんの服、パジャマなどに使われます。
2. 手触りが良く、肌荒れしにくい
自然素材なので手触りが柔らかく、デリケート肌質の人でも快適に着ることができます。
3. 放熱と保温どちらも優れている
吸った汗が乾く時に熱を奪うため夏は涼しいです。また熱を伝えにくいため冬には保温効果もあります。
4. アイロンの熱や水に強い
綿素材のデメリット
1. 色落ちしやすい
黒や紺のTシャツを着る方は分かると思いますが、何度か着ていると色があせてしまいますよね。綿素材は染色しやすい分、色も落ちやすいです。
2. 汗などで変色しやすい
染色しやすい分、汗や皮脂などによる変色もしやすいです。白いTシャツなどは襟周りがすぐに黄ばんでしまいます。
3. 乾きにくい
吸水性が良い分、洗濯が乾きにくいです。特に梅雨の季節などは、ポリエステル系の素材はすぐ乾くのに、綿素材のタオルやTシャツはじっとりしていて雑巾みたいなイヤな臭いがする…という事がよくありますよね。
4. シワになりやすい
洗濯した後にちゃんとシワを伸ばして干してあげないと、シワだらけになって乾いてしまうことがあります。
綿製品を長持ちさせるために注意すべき4つのこととは?
以上の各デメリットを防ぐための対策について4点ご紹介していきます。
1. 色落ちを防ぐためには
1リットルあたり大さじ1の塩を入れて手洗いすると良いでしょう。
塩は綿素材の色落ちを防ぐ効果があるとされています。特に大切に着たい綿製品は、塩で手洗いするのがおすすめです。
また、紫外線や摩擦は色落ちの原因になります。洋服を裏返し、余裕があればネットに入れて洗うようにしましょう。干す際にも裏返したままま干すと良いでしょう。
2. 変色を防ぐには
その日に着た綿の服はすぐに水洗いするようにしましょう。汗や皮脂が付いたまま何日も放置していると、変色がどんどん進んでしまいます。特に夏にはよく汗をかくので、注意して下さいね。
紫外線も変色の原因になるので、なるべく日光や蛍光灯など紫外線が当たらないようにして保管するようにしましょう。
3. 乾きやすくするには
洗濯を干す時には湿度の低さも大事ですが、風通しの良いところに干すと乾きが早いです。
洋服一枚一枚の間隔をなるべく大きく取って干したり、ポッケやフードなど重なりが多い部分は広げて干すようにすると良いでしょう。
空気に触れる面積をなるべく大きくするのがコツです。
4. シワを防ぐには
服をそのまま洗濯機に入れて洗ってしまうと、型崩れやシワの原因になってしまいます。なるべくネットに入れて洗うようにしましょう。
また、脱水をしすぎないのもコツですし、生地の痛みを防ぐ効果もあります。洗濯機標準の脱水コースでは5分以上の設定になっていることが多いですが、一枚だけの脱水であれば20〜30秒で十分ですし、洗濯量が多い場合でも3分ほど脱水すれば大丈夫です。
そして、洗った後はシワを伸ばして干すようにしましょう。
このとき、手で生地を引っ張るように伸ばしてしまうと生地が伸びてヨレヨレになってしまう原因になります。洋服をハンガーにかけた後、両手でパチパチと挟むようにシワを取るようにしましょう。これだけでも十分シワが伸びますよ。
因みに、私のおばあちゃんは1メートル四方ほどのビニールを床に敷いて、そこでシワを手で叩いて伸ばしていました。笑
おかげでいつもTシャツは新品のごとく綺麗に仕上がっていました。
終わりに
どんな素材にも、メリット、デメリットは必ずあるものです。
しかし、日々のちょっとした工夫で、長く快適にお気に入りの服を着続けられるようになります。
それでも、
「やっぱり忙しい…めんどくさい…」
ってなっちゃいますよね。分かります。笑
そんな時は、
・裏返して洗う
・脱水時間を短くする
・裏返したまま干す
この3点を実践するだけでも、綿製品の持ちが全然違ってくると思いますよ!
皆さんも是非試してみて下さいね!
コメント