性別の壁を超えて生きるはりふーです。
今回のテーマは、性別とファッション。
結局のところは自分の好きに従おうぜ、っていう話なんですけどね。
ここでは性別とファッションとの関係について、こう考えている人もいるんだよっていうのを心から伝えたいので、この記事を書いています。
目次
ファッションと恋愛指向との関係?
ズバリ言いますが、関係ございません。
私の周りには、見た目がボーイッシュやメンズな女性でも、普通に男性と付き合ってる人はたくさんいます。
女装してる人も、単に女装が趣味なだけって人も普通にいます。
もちろん、外見と中身を一致させたいという人もいるし、どっちの性別にも見られたくないって人もいます。
(この辺の話はとても複雑なので、別記事にてまとめていく予定。)
性差を無くそう!というスタイルであるジェンダーレスファッションも最近よく見聞きしますよね。
ジェンダーレスについて考えてみた記事はこちら⬇︎

このように、人間ってのは、一人ひとり姿や形が違うように、ファッションも人それぞれ意味が違うんです。
こういう見た目だから中身はこうだ!!とか簡単に決めつけちゃいけないんですよ。
- 性別通りの服を着たい
- 単にデザインが好き
- 憧れの人のファッションを真似したい
- 普段とは違う自分になりたい…
などなど、いろんな思考を経てそのファッションを選んでいるんですよね。
人の数だけファッションがあるってことです。
そんなわけで、見た目やファッションでその人の内面を決めつけちゃダメ!絶対!
あと、身体の性別通りのファッションを相手にごり押しするのもこりゃまた良くない!
ってことです。
経験談1. ファッションで恋愛対象を決めつけられるケース
私の場合、服装についてはメンズもレディースも着るのですが、基本的にシンプルな黒Tや青系のシャツ+黒パンツやジーンズといったファッションで生活しています。
日によりますが、パッと見は中性〜メンズスタイルに見えるかな?って感じ。
ワタシがこのスタイルなのは、単にかっこいいデザインが好きだから。
ダークトーンが好きだから。
憧れのミュージシャンや、好きな音楽ジャンルのファッションに似せたいから。
こういった個人的な好みです。
スカートは履きません。
スースーなるのが嫌だし、「女性だからスカート履かなきゃいけない」っていう押し付けが余計にスカート嫌いを強めたってのもありますね。
自分はこうやってファッションを選んでいるつもりですが、まあ男性の見た目に寄せてるようにも見えるわけで。
だから、LGBT系のニュースを見るたびに、父はよくこう言いました。
「さすがに男同士のチューとかは気持ち悪いよね〜(苦笑)」
からの、
「(私の名前)ちゃんも、もしかしてLGBTだったりして〜(笑)」
「いつか彼女とか連れてくるんじゃないか???(笑)」
でた〜〜〜〜普段の格好とか髪型で恋愛対象とか決めつけられるやつ〜〜〜〜〜〜!!!!
(ってか、もしワタシが同性のパートナー連れてきたら、気持ち悪いってことだよね…(泣)。)
同性の恋人がいることは当たりです。ただ、ワタシは父には言ってません。
なので、父はワタシのメンズっぽい外見だけ見て冗談を言ってるんだと思います。
家族っていう、自分に近い存在の人にこう言われるのって、本当に傷つくんですよ。
もし気づいてるんだったとしても、冗談っぽく言わないでほしいし、バカにするような言い方は厳禁です。
経験談2. 身体の性別に見合った服装を促されるケース
次に、私の愛すべき相方(パートナー)の経験を語りましょう。
ワタシの相方は、中高の時から基本的にパンツしか履きません。
スカートも持ってはいるけど、なんだか履こうと思えない。好きじゃない。
でも、大学生になるときに
「女子大生になるんだし、スカート履いたら?」
「スカート買ってあげるよ?」
などなど、母親に言われてしまったそうです。
別に本人にスカートを批判する気はありません。
ごくご〜く稀にですが、スカートを履きたい気分の時もあります。
何が嫌かって、身体の性別だけを見られ、そこから社会で決められた性別通りのファッションを求められることなんです。
ワタシの相方は、日によって気分が変わるタイプ。
スカートを履きたいときもある。
セクシーな格好がしたい時もある。
ゴリゴリのメンズ服がいい日もある。
どっちでもない中性的な服がいい時もある。
日によって違う自分があっていいじゃない。好きなのを好きなときに選ばせておくれよ。
相方は、切実にそう思っています。
みなさんも同じではないでしょうか?
[まとめ]ファッションと性別を考える上で大事なことって?
たとえそれが冗談であっても、本人のためだと思って言ったことでも。
見た目とかファッションだけ見て、アイデンティティを決めつけられたら?
身体の性別だけでファッションを決めつけられたら?
本人は深く傷つきます。
特に思春期にそんなこと言われたら、ダメージ10000倍は間違いないでしょう。
確かに、友人、家族、周りの人など、人それぞれ価値観は違います。
見た目や性別だけで人を判断するのも、その人の環境や生きてきた時代がそうである以上、仕方のないことだと割り切ることもできます。
でも、世界中で多様性が認められるようになってきた現在だからこそ、人を外見や性別で勝手に決めつけることに違和感を感じる人は確実に増えていると思うのです。
とりわけ価値観の変遷期にあたる今の若い世代は、自分のアイデンティティに対して強い不安や悩みを抱きがちです。
ワタシも10代の頃は制服もスカートしか選択できなかったし、体育でも男女で内容が分かれたりしていて、よく悩んだものです。
ただ、特に日本人はなかなか自分の意思を伝えることができず、自分を抑えこんでしまったり、「仕方ない」って割り切っちゃうことが多いですよね。
でも、大学や留学で素敵な人と出会って…みんなが自分らしさを貫こうとしている姿を見た後は、「社会ってそういうもん」とか「仕方がない」っていう言葉がワタシは大嫌いになりました。
確かに自分の意見を主張することで、浮いたり拒絶されたりしてしまって、クラスや職場などに居辛くなってしまうのは本当に怖いです。
でも、誰かが伝えないと、このままじゃこの社会は何も変わらない、ワタシはそう思った。
なので、せめてワタシはこのブログで皆さんにお伝えしたいんです。それがワタシにできることの一つだから。
本人が何が好きなのか。何を選んでいるのか。
無理に100%理解しようとしなくていい。
ただ、自分の価値観を押し付けるのではなく、「あなたはそうなんだね」ってただただ話を聞いてあげてください。
別に誰かに被害を与えたり、傷つけたりしてないんです。
ただただ自分が好きな格好をしているだけです。
身の回りの人たちのファッションや性別などについて考える時は、その人が求めている「らしさ」や「好き」をフォローするように努めてほしいと思います。
そして、自分が選ぶ服も是非好きなものを選んで、自信持って着てください!
少なくともワタシは「自分らしく」を大切にしたいと思っているアナタがとても素敵だと思いますよ。
より多くの人が、自分らしさを自信持って表現できる世の中になりますように。
はりふーでした。
自然が大好きなワタシが性別の壁を超えて「自分らしく」をモットーにツイッターもしてるので、是非フォローしてください!
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